再び咲いた胡蝶蘭
- 代表理事
- 2018年7月3日
- 読了時間: 2分
去年開所のお祝いに大家さんからいただいた胡蝶蘭が、先日再び咲き始めました。一旦全部の花が落ちてしまったのですが、また咲いてくれることを信じて諦めずに育て続けたら、1年後にまたかわいい花を咲かせてくれたのです!

私たちの支援も、子どもたちの成長をまず「信じる」ところから始まります。すぐに結果が出ないこともたくさんありますが、日々の小さな変化が積み重なっていくと、やがてそれが花開き、その喜びがまた次の支援の原動力になります。
1年前はまだ歩けなかった子が歩けるようになったり、ご飯が食べられなかった子が食べられるようになったり、表情が乏しかった子が豊かに喜怒哀楽を表現するようになったり… この1年で子どもたちは大きな成長を見せてくれました。
変化を見続けてきた者にしか味わうことのできない大きな喜びを実感します。
そしてその喜びが次の原動力になり、また1年が積み重なることでさらに深く大きい喜びにつながる… それを「信じる」ことが私たちの仕事であるように思います。
からふる自体の成長も同じです。すぐに結果が出ないこともたくさんありましたが、ひとつひとつ積み重ねて今のからふるにたどり着いたように思います。1年前には存続さえ危ぶまれる大きな試練もありましたが、諦めずに支えてくれた人がいたおかげで、今小さい花がようやく咲いてくれているのかな?と思えるようになりました。
花が咲いている時だけでなく、花が落ちている時期にも水を与えるからこそ、次の年にまた花が咲くのを見ることができるのです。花が咲いていない時に水を与えることをあきらめてしまったら、もう二度と花が咲く姿を見ることはできません。花が咲くことを信じて水を与えて下さった方には、感謝の気持ちでいっぱいです。
1年を経て胡蝶蘭が再び花を咲かせてくれたことで、あらためていろんなことを思いました。
あきらめないこと、信じること、大事ですね(^_-)-☆
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