夏休みリクエスト企画④ ~屋内遊園地
- からふる乙訓
- 8月24日
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更新日:8月24日
8月19日はダイエー桂南店内にある屋内遊園地『The Kids』に行きました。

店内はビタミンカラーの遊具がたくさんあり、いつもと違うにぎやかな音も流れていて、覚醒低めの子もしっかり目を開けて雰囲気を楽しんでいました。
エアートランポリンは職員がはねて揺らすとバウンドして、Yくんは思わず笑い声が漏れていました。
ふかふかなので寝ているだけでもリラックスできたようで、Tちゃんは穏やかな表情をしていました。


サイバーホイールは右に左にグルングルン回って、Yくんは最初ちょっとびっくりしたような表情をしていましたが、回転が止まると「面白かった~」と言わんばかりにニッコリ笑ってくれました。
Kちゃんは激しく動かしてもらい、回転が止まると「これ、どうなってるんや?」と不思議そうにサイバーホイールの壁に手を伸ばしていました。
Tちゃんも少し驚いている様子もありましたが、そんなに悪くないよといった表情をしていました。


黄色一色のボールプールにみんなで埋もれて楽しんだりしました。Kちゃんは自分の体の周りのボールを触ったり、よく手を動かしていました。

店内には飲食スペースもあって、今回は店内でみんなでお昼ご飯を食べました。持ち込んだポータブル電源を使って店内でミキサーを回させてもらいましたが、店内はにぎやかだったのでミキサーの音があまり気にならずよかったです。
帰りは疲れたのかぐっすり眠っている子もいましたが、普段体験できない感覚で遊べて楽しめたようです。
本当はもっと遠くに出かける予定だったのですが、どうしても職員体制が組めず、今回は近場の屋内遊園地にしました。近くに楽しめる場所があってとてもありがたいです。
以前は中高生でも入場できるところもありましたが、今は基本的に小学生以下の子どもしか入場できない屋内遊園地が多いので、もうすぐ小学部を卒業するTちゃんと一緒に屋内遊園地に出かけられるのはもしかしたら今年で最後になるかもしれません。一度はお出かけ自体をあきらめかけたのですが、仲良し3人組で出かけるのも最後になるかもしれない…と思い、「何が何でも連れて行く!」と頑張って計画を何度も何度も練り直し、ようやく行くことができました。
医療的ケアがあったり身体障がいが重かったりすると、年齢が上がるにつれお出かけのハードルが高くなりがちです。家族だけで楽しい場所に出かけることにも限界があるでしょう。だからこそ私たちのような仕事があるのです。
たとえみんなが中学生になっても高校生になっても、ちょっと頑張れば楽しい思い出が作れるのであれば、職員さんたち頑張るからね!
今回のことも子どもたちの記憶に少しでも楽しい思い出として残ってくれたらうれしいです。
