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明日から学校再開😄

 突然の臨時休校から3か月。何が何だかわからないまま、行き場を失った子どもたちを受け入れるよう求められ、日々緊張し、闘い続けた3か月でした。

 目に見えないウイルスに恐怖を感じながら、感染者を出さずに休校中の子どもたちの生活を守ること、ご家族の負担やストレスを軽減すること、従業員の雇用を守ること、事業所を存続させること…こんなに広範囲のことを同時に考え続け、今振り返ってみてもほとんど記憶がないぐらい、毎日必死でした。

 明日から放課後デイの子どもたちはようやく学校に行けることになり(4月初めにも数日間学校には行きましたが、すぐに休校になったので…)、今度こそ『学校に通う』という普通の日常が戻ってきそうだと思うと、胸がいっぱいです。全国の放課後デイの事業者さん、我々本当に頑張りましたよね?😂

 学校は休校という手段で子どもを守るしかなかったかもしれませんが、休校中の子どもたちは学校という砦を無くし、その負担が家族や放課後デイ、学童保育所などに重くのしかかったことを先生や教育委員会の人にも知っていただきたい。学校の突然の休校や再休校、登校日の設定や短縮授業の設定などの都合に何の連絡もなく放課後デイは振り回されて必死に耐えてきたことをわかっていただきたい。

 子どもたちの中には、家で自粛生活を送っていた子もいます。体力が落ちたり、生活リズムが狂ってしまった子は、これから何か月もかけて元に戻していかなければなりません。放課後デイに戻ってこられるのはいつになるか、見通しが立たない子さえいます。

 3か月という長い休校期間中に、子どもたちが学校を離れて見せてくれた姿を先生たちにもぜひ伝えたい、からふるが学校再開にあたってできることはそれしかないと考え、子どもたち一人一人の写真集を作り、保護者を通じて学校の先生に見ていただくことにしました。

 全員分完成したのはぎりぎり学校再開の前日💦。みんなの分、間に合ってよかったです。

 豊かな放課後のために存在する放課後デイですが、感染拡大のあおりを受けて出かけることも触れ合うことにも制約が生まれ、これから何を提供できるか頭を悩ませていかなければなりません。広くはない事業所の中で、どうやってソーシャルディスタンスを保つか、感染予防のための物品や高騰した消耗品を揃えていくための経費をどうやって捻出していくかなど、今後も考えなければならない課題は山積です。学校再開したらすべて終わりではありません。

 そして忘れてはならないのが、児童発達支援の子どもたちのことです。

 からふるは多機能型の事業所のため、学校の休校によって児童発達支援の子どもたちも大いに影響を受けました。3密を避けるため、学校の短縮授業中は児童発達支援の子どもたちに通所自粛をお願いし、再開するのはもうしばらく先になります。

 国も自治体も放課後デイの対応で精いっぱいみたいですが、コロナ感染におびえていたのは放課後デイの子たちだけではありません。

 ともあれ、一つの区切りである学校再開。私もちょっとホッとしました。今夜はずっと飲むことも忘れていた大好きなお酒をちょっとだけ飲んで、明日に備えます🍷

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