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Hちゃんの巣立ち


 1月にはもう一つ、大きな出来事がありました。

 からふる児童発達支援の初期メンバーであったHちゃんがからふるを卒業していきました。

 Hちゃんは体が小さく、感覚に敏感なお子さんでした。偏食がきつく決まったメニューしか食べないとか、手に何かがくっつくと気になって仕方がないのに自分では取ろうとしないとか、支えて立たせようとしても足の裏を地面につけるのを極端に嫌がったりとか…いろんなことを受け入れるのに時間がかかったHちゃんでしたが、少しずつできることが増え、今では立派なお兄さんになりました。

 好き嫌いはあるけれども今では何でも食べるようになったし、土いじりは苦手だけど糊やシールを使った制作活動にもきちんと参加できるようになったし、一人で歩けるようにもなりました。いろいろなことができるようになったHちゃんは、後輩たちのいいお手本となってくれていました。

 学校へ行くまでにもっともっといろんな経験ができるように、からふるよりもっと広い事業所でたくさん身体を動かせるように、発達の近い仲間と成長できるように、といろいろ考え、Hちゃんに合った事業所さんをお母さんも相談支援専門員さんも時間をかけて検討してくださいました。

 年の途中でしたが、今のHちゃんに合った事業所さんに移行できることになり、Hちゃんはからふるを巣立っていきました。

 最終日にはみんなで屋内遊園地にお別れ遠足に行ってきました。

 個性的な水曜日クラスのメンバーは好きな遊具も遊びたいタイミングもバラバラで、3ショットがなかなか撮れなかったのですが、帰り間際にようやく撮れました😃📸

 2人の後輩たちもHちゃんとの思い出、きっと忘れないと思うよ!

 子どもたちの巣立ちは淋しいものですが、子どもたちが成長してくれた証なので、淋しい気持ちを抑えてHちゃんを送り出したいと思います。

 Hちゃん、これからも元気でね!✋

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