新年あけましておめでとうございます🎍

 新型コロナウイルスに翻弄された2020年が過ぎ、皆様静かによいお年をお迎えでしょうか?


 わずか1年前の今頃、こんな世界になっているなんて誰が想像していたでしょうか?

 1年前、子どもたちは普通にお出かけしたり、子ども同士気兼ねなく交流したり遊んだりしていました。「中国で変なウイルスが流行しているらしい」という噂は聞いていたものの、まだまだ他人ごとで、数か月後に世界が変貌するなんて思ってもいませんでした。


 3月の突然の全国一斉休校で大混乱に陥り、感染予防と子どもたちの行き場の確保を同時に突き付けられ、訳も分からず必死の毎日。

 マスクもアルコールもすぐに底をつき、「あのお店に売っていた」と聞けば飛んで行って1個確保…別のお店に行ってまた1個確保…そんな日々もありました。

 保護者も必要物品の確保ができず、物々交換のような形で分け合う日々。国や行政からの支給は本当に助かりました。

 「子どもたちは大丈夫ですか?」「必要物品は手に入っていますか?」「僅かなら入手できますよ」などなど、各方面からいろいろな方が心配して連絡をくださいました。誰もが大変だった時に私たちのことを気にかけていただき、本当にありがとうございました。


 4月には緊急事態宣言。学校も再休校、さらに休校延長。「子どもは感染しにくい」「空気感染はしない」と言われても、もし子どもたちが感染したら命を落とすのではないかという恐怖と毎日毎日戦い続け、悩んだ末、子どもたちにはできるだけ通所を控えてもらおうと決断しました。1~2か月の我慢で子どもの命が守れるなら…との結論でした。

 

 6月には感染拡大も一旦おさまり、学校が再開したこともあってからふるも通常通り再開しました。ただ、感染の心配が消えたわけではなく、事業所としてサービス提供時間を変更し、利用人数の制限を図りました。

 戻ってきてくれた子どもたちは身長が伸びて使っていた装具や車椅子が合わなくなっていたり、体力が落ちてなかなか回復できなかったり、大きな影響を受けていました。家にいてもらうことで確かに感染のリスクは減ったかもしれないし、あの時点で取れる対策としては仕方なかったのかもしれない。でもあの対応は間違っていたんじゃないかと考えるようになりました。後々、障がいのある子どもたちには最大限に感染対策を行って通所を継続すべきという提言も後押しし、子どもたちを家に閉じ込めるのではなく、できうる限りの感染対策をして子どもたちの社会とのつながりを保障していくことにシフトしていきました。


 とはいえ、狭い事業所の中ではソーシャルディスタンスの確保も、清潔と不潔のゾーニングもなかなかうまくいかず、一時は「何をどう頑張ったって感染者が出たらおしまいだ!」と投げやりになってしまった時もありました。

 春休みには向日市の障がい者支援課に泣きつき休館中の市の老人福祉センターを一時的にお借りしたり、夏休み前には向日が丘支援学校の校長先生に直訴し短縮期間中の食事場所として教室を貸していただき、助けていただきました。本当にありがとうございました。

 ただ、このようなジプシー生活は、私たちが感染を持ち込むリスクもあり、先方にも大変な気を遣わせてしまいました。また支援場所が2か所に分かれることで職員を普段よりも多く配置しなければならず、必要物品の持ち運びも大変な労力を伴うというデメリットがありました。

 

 寒くなってきて今までにないスピードで感染者が急増し、身近に迫ってきたと実感する中で冬休みが近づいてきました。放課後デイのサービス提供時間を短くしたままやり過ごすことや、またどこかの場所をお借りして分散開所することも考えましたが、コロナ問題が短期間で終息しないとわかった中で、事業者としてもっとできることはないのか、いろいろ考えました。

 事業所のレイアウトを変更し、物を可能な限り減らしてスペースを広げるなどの努力をしていたところ、偶然にもすぐ近くの空き物件をお借りすることができました。物品の保管場所として、さらには職員の休憩室や来客時の応接室、サブ相談室としても使用できるよう