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嬉しい再会(*^▽^*)


 代表理事日記ばかり更新してすみません。

 今日の午前中は職員会議だったのですが、会議が終了したところに「ピンポーン」と来客。

 出ると電動車いすに乗った男性とヘルパーさんらしき青年。

 電動車いすの男性には見覚えが…でも誰だったっけ?

 「Hさんです」とヘルパーさんに言われて「Hくん!!」と思わず愛称で呼んでしまった私。

 Hくんは私が向日が丘支援学校で働いていた頃の生徒さんだった人です。

 以前からふるの職員が、支援学校の卒業生の生活を当事者から聞く講演会に参加したのですが、その時講演してくださった当事者がHくんだったのです。

 私は参加できなかったのですが、職員に名刺とからふるのリーフレットを託してHくんにからふるのことを伝えました。でも特に連絡があるわけでもなく時間が経過しました。

 無理もありません。私が彼を担任していたのはもう25年以上も前。覚えてなくて当然やわ…と思っていました。

 ところが今日突然の訪問!!

 「1回来てみたかった」「どんな人が通ってるの?」とペチャラ(文字を入力すると音声で読み上げてくれるコミュニケーション機器)で話してくれました。

 彼は現在仕事をしながら一人暮らしをしているそうです。いろんなところに旅行に行ったり、電動車椅子サッカーのキャプテンを務めたり、パソコンを駆使して世界を広げたり、人生を楽しんでいる様子でした。

 当時中学生だったHくんが、こんなに立派な大人になってわざわざ訪ねてきてくれたことに感激しました。

 『からふる』の法人理念は「どんなに重い障がいがあっても、地元で豊かな人生を送れるよう、多彩な選択肢を提供する」です。

 まさに彼の人生は、とても豊かで多彩に見えました。

 正直、うらやましいな…と思ったぐらい。

 まだまだからふるは多彩な選択肢が提供できるほどの実力は備わっていませんが、Hくんと再会したことで、乙訓の子どもたちが彼のように多彩な人生を歩いて行けるようにもっともっと努力していこうと思いました。

 最近、こんな風に懐かしい再会が続いています。

 昔一緒に担任していた先生たちと支援学校で何十年ぶりかに顔を合わせたり、偶然からふるの前を通りがかった元支援学校の先生がのぞきに来てくれたり、長く連絡を取っていなかった大学時代の同級生がからふるのことを知って連絡をくれたり…

 皆さんからふるのことを応援して下さるのが何よりありがたいです。

 人と人ってつながってるんですね。そのつながりは途中で途切れたように見えてもやっぱりつながっていて、そのつながりが大きな力になることがあるんですね!

 これから人生を紡いでいく子どもたちにも、こういうつながりをたくさん作っていってあげたいな~と思います。それが豊かで多彩な人生にもつながるはずだから! 

 Hくん、ありがとうね!

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